創業に関しましては通算6年位かけて構想しておりました。
始めはどこから手を付ければいいのかわからないというのが実情でして、そのためにビジネススクールに通ったりしてビジネスプラン(創業計画書)の書き方を学んだり、自らの経験を棚卸ししたり、足りない知識を補うために学校に通ったりなどを行いました。また他にも自分が培ってきた知識や経験が活かせるのかと思い、就職活動も行い、実際に就職してみたところ
・雇用のミスマッチ
・活かせる経験が一部しか使えない
・その他の理由
もあり、創業への思いがより強くなりました。
何分創業するにあたっては当然お金も大事ですが、何よりも
・何をしたいのか
・やりたい事に対して誰にも負けない強い思いがあるのか
・裏付けされた経験はあるのか
・知識を持っているか
これらの質問に対し明確な回答が出せるようにしないと難しいと思います。特に思いというのは皆様の中に秘められた物であり、迷いが生じるのであれば、一度立ち止まって見るのも一つの手です。
思いの強さに比例して行動に移すことが出来ます。
例えば思いはあるが
・知識が足りないのであれば資格取得の勉強を行い、実際に資格を取得する
・経験が足りないのであれば何かしらの形で修業を行い、技術やスキルを磨く
つまり思いを形にするという行動に移すことが出来ます。
行動に移すことにより
・目的
・目標
・ビジョン
が自然とできてきます。これらを総合的に踏まえ、熟慮することにより
・創業
・就職
・事業継承
へとつなげることが出来ます。私の場合は就職だと先にも申し上げた通りの理由にぶつかったのもありますが、年齢の壁というのにもぶつかり、自営しか方法がなかったというのもあります。
ただその際にやむを得ずの自営とやる気に満ちた自営ではアプローチが変わってきます。
そこで重要になってくるのが思いです。やむを得ずだと自分で行う事業に対し熱意がありません。
熱意がないということは、お客様に不安を与えます。当然事業も長続きしないと思います。
逆に強い思い、信念をもった事業であればどうでしょう。自然と精力的に活動します、お客様と接しても熱意が違います。また営業活動をするにしても熱意のこもった営業活動ができますし、集中力や必死度合いなども全然違います。
まずは自分が行いたいことに対して強い思いを描けるか確認してみてください。
これだけでも創業への道は1歩切り開けたと言っても過言ではないと思います。